食育・チームリーダー

澤田 良介

食べるという行為からたくさんの幸せや営みを伝えたい

料理人としての原点

私が食の世界に興味を持ったのは今の園児たちと同じ年ごろ、保育園に通っていた時だったと思います。

当時、通っていた園の近くの商店街で中華料理店を営んでいた叔父のお店で手伝いをしていた母親が私を迎えに来た後、そのままお店に戻って仕事をしていました。私は祖母に見守られながら厨房で働く叔父や母の姿を見て育ちました。

町中華の狭い厨房の中は油と熱気に溢れていていましたが、魔法のように次々と作られていく料理はどれも美味しくて
「すごいなぁー」
と思いつつ、いつか自分も料理に携わる仕事がしたいなと漠然と思ったのを覚えています。

その後皿洗いの手伝いをしたり、商店街に買い出しのお使いに行ったりする中で、沢山の大人や働く人たちに見守られながら、食べる事。そして食べ物のありがたさ、楽しさ、また人の営みをを何となく肌で感じながら成長しました。

料理に携わるたくさんの経験から今、食育に向き合っています

調理師免許が習得できる高校を卒業後、飲食企業に就職して飲食に携わる社会人として本格的に料理人としての人生がスタートしました。

400席を超える大型店舗をはじめフランス料理店、カフェ、宴会場、イタリア料理店、ハウスウェディング、ラーメン店、また青果や食品物販の仕入れや企画販売など、調理人としてだけではなく、給仕や販売にも携わる中で様々な分野の方々と関わりながら「衣・食・住」の食を通じて自他共に幸福に寄与できる仕事を実現して続けることを目標に日々取り組んでいます。

この度ご縁があって四恩幼稚園の自園給食の立ち上げに携わらせて頂くことになりました。

教育機関また給食事業に携わらさせて頂くことは大変に重責ではありますが、子供たちの健全な成長に寄与できるよう、一つ一つの仕事を丁寧に心を込めて取り組んで参ります。

給食で使用する食材は生産者から直接買い付けたものや、自らの目で吟味し納得したものだけを使い、安心で安全な給食の提供に努めて参ります。

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